イヴの靴下 A Sock of Eve

Now a page about "イヴの靴下 A Sock of Eve" in this blog is displayed.
HOMEスポンサー広告スポンサーサイト

--/--/-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

HOMEPessimistic Utopiaイヴの靴下 A Sock of Eve

2011/12/06 Tue
枕元に置いた靴下には 期待は微塵も入っていなくて
それはこの現実に対する 幼い子供なりの意地
誰も見ていないこの世界の片隅での ささやかな抵抗
それがこの瞬間自分が生きているという 自分なりの証だった

悲しいかな 人は
何かと戦っている時にこそ 安易に生きがいを感じられるもので
枕元に置いた靴下には 期待は微塵も入っていなくて
誰も見ていないこの世界の片隅での 幼い子供のささやかな戦い
この嘘のような現実の中で僕が生きている それを実感をするための道具だった

僕の内側では 激しい意識の濁流が
あまりに生々しい 痛いほどの実感で
それは自分では支えきれず 内側から僕を痛め続けていた けど
僕の外側では 何も無かった 何も

僕の内外の圧力は 極端に不均衡で
自分ではどうしようもなくて 苦しかったけれど
かといって他人にどうこうしてもらう 期待は微塵も持っていなくて
僕はただ 自分の内側の圧力を必死に抑え付けることだけ
人知れず それだけを続けていた

靴下を置かなくなったのは 別に何かに気づいたからではなくて
そんな抵抗で 自分の生きる証を実感しようという意地の張り方
そんな抵抗 そんな足掻き それらがみんな
乳臭いな と感じたからで

僕にとって
昨日も今日も明日も 何も変わることはなく
クリスマスだからといって  何も変わることはなく
抵抗をしようがすまいが 何も変わることはなく
全ては何も無い時間が 無限に続くだけのことで

靴下による自己満足の試みも (分かってはいたのだけれど)
何か赤子の求めのように 無邪気過ぎるものに思えた

靴下を置くなんてことを 初めから何も無かったように忘れ
(そう 嘘のように忘れられた)
その頃の僕が試みていたのは 自分の意識を殺すことだった
自分の内側が 自分の外側のように
何も無くなってしまえば バランスが取れるはずだから
自分の内側が 自分の外側のように
何も無くなってしまえば 全ては嘘のように
僕の全てが解決 されるだろう なんて


今、ふと そんなことを 思い出した…
今、この世界の片隅には 僕のような少年がいるだろうか
いつか
僕がここに残した文字を そんな少年が読んでくれたなら
それでいい



⇒Back to "Contents" page

関連記事
スポンサーサイト

Comment
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/12/06 Tue 01:51 | | #
>コメントをくださった方へ
コメント&ご心配頂きましてありがとうございます。

あくまで「作品」ですので、私は大丈夫です。たぶん。
最後に付けた「そんなことを 思い出した…」
という文章で誤解を与えてしまったかもしれませんが、
それも含めて詩のつもりです。
お騒がせしました。すみません。

なんとなく、クリスマスの中では、こんな少年もいるのかと、
書いてみました。
(でも、本当にクリスマスの日にこれを載せたら
暗すぎて引いてしまうだろうと思い、今日Upしました。)

これからも宜しくお願い致します。
2011/12/06 Tue 22:22 | URL | Hikawa, Eishi #-
コメントを投稿する
※Attention
"@"(半角のアットマーク)を禁止ワードに設定しています。
"@"はMailでも使わないでください。
必要な場合は全角@にするなど、別の文字に置き換えてその旨コメントに記載してください。
Don't use "@"(at mark). It's prohibited even in "Mail" input box.
Please use another character and let me know it.
URL:
Comment:
Password:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
http://hikawaeishi.blog11.fc2.com/tb.php/415-cd4d0912
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。